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ひよこがね

自分を好きになるためにできることを書いていきます

モラハラ:誰が星の王子様を殺したのか

10代の頃に買った本はほとんど捨ててしまったけど

星の王子さまは手元に残してあるからたまに読んでいた

モラハラについて知るようになってからこの本を読んだ時は

バラの言動ってモラハラだよねって思っていた

 

そのため安冨渉氏著の「誰が星の王子様を殺したのか」はとても楽しみに読んだ

 

王子様=モラハラ被害者

バラ=モラハラ加害者

キツネ=セカンドハラスメント加害者

その他にも世界と関係の途切れた様々な大人がでてくる

 

今回本を読んで面白かった気づきが2点あった

 

ひとつ目は、モラハラ加害者恐れている「それ」についての記述

ふたつ目は、モラハラをするときに次元の違う事柄を関係づけて不条理な世界が作られること

 

ひとつ目について

本の中では「それ」のことを、「魂の生」と言い換えてある

また、バオバブの木はこの「魂の生」を象徴していると解説されている

いまいち分かりづらいけど「インナーチャイルド」「心の声」

など様々な表現がなされているモノに近いのではないかと個人的には思っている

モラハラ加害者は他者の「魂の生」を殺すことに執着する

私が想像するに、加害者はこの「魂の生」を恐れており、

「魂の生」から生まれる他者の言動に傷つけられることに強い不安を感じているようにも見える

なぜそうなったのかは分からないが

過去に、自分の「魂の生」から生まれる言動を理由に親などからモラハラをされ、自分で自分の「魂の生」を殺したなどの体験から強い情動反応が起こるのかもしれない

モラハラの世界から抜け出すために「魂の生」はとても重要なものになる

 

ふたつ目について

王子さまはバラに「飼いならされている」と思ったが

キツネは「絆を作っている」と言い換えセカンドハラスメントをした

このことによって

王子様とバラの関係を「飼いならす」という一方通行から「絆を作る」という双方向にすり替え、王子さまは本来感じる必要のない責任をバラに感じ始める

この次元の違う二つの事柄をさも、関係あるように誘導する方法はモラハラでよく使われ

モラハラ被害者は不条理の世界を生きることになる

ここで私がはたと気づいたのは

「もしかしたら私が良く昔のことを思い出して後悔を繰り返すのもこの方法を使っているのかもしれない」ということだった

よくよく考えれば、次元の違う事柄と、過去の自分の言動を結び付けて自分で自分を責めるのだ

親からモラハラをされ続け、不条理の世界に生き続ける私には、このからくりに自分で気づくことは容易な事ではない

このことに気づいてから

「今私が考えていることは、きっと次元の違うことを無意識に結び付けているだけで、なんの信ぴょう性もない」

と自分に言い聞かせて、後悔の嵐から抜け出しやすくなった

 

本来「魂の生」と「魂の生を恐れる何か」は違う次元のもだと仮定するならば

傷つけられるなんて言うことはありえないのではないだろうか

しかし、そのありえないことをありえると思い込み、「魂の生」を殺そうとすることが全ての不幸の発端なのかもしれない